さいの目占い

昭和の年代は分かりませんが戦後すぐ辺りにはあったそうです。
知っていた方の話ですと大正時代ぐらいに建てられた古い2階建ての
家だったそうです。
2階部分に二間あって階段手前が待合室で襖の奥が鑑定室と聞きました。
階段も床も踏み抜けそうなぐらいボロかったらしいです。

先生は早くに両親を亡くされ苦労されたそうです。
その後、修験道のお寺に修業に入られて霊感を磨きサイコロを使う独自の占術
「細の目」占いを編出されました。

とにかくよく当たり、一人辺りの鑑定時間は5~10分だったと聞きます。
逸話としては前のお客さんが帰った後「次の人どうぞ!」と声をかけ、襖を開けて入ってきた男性のお客さんの顔を見て「おぉっ!今日は仕事の事か。」と何の悩みかも聞かず
と言うこともあったらしいです。

朝のオープン前に整理券が配られお客さんたちは家帰ったり喫茶店行ったり待合室で待ったりしてたようです。スマホも無かった時代ですからねぇ。

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